思ったこと、本の感想、テレビの感想、日記


by hirokinim

おかげさま

作者不明

夏が来たら 冬がええといい 冬になりゃ
夏がええという ふとりゃ やせたいといい
やせりゃ ふとりたいという 忙しけりゃ
暇になりたいといい 暇になりゃ
忙しい方がええという 借りた傘も
雨が上がったらじゃま 金を持ったら
古びた女房もじゃま 所帯を持ったら
親さえじゃま 義理も 人情も 愛情も 両親も
肉親の情も あらばこその世の中となる
誰も彼もどこもかしこも かさかさ
渇ききった味気ないこのごろ 衣食住は
昔に比べりゃ天国やが 上を見ては不平不満
下を見ては有頂天 隣をながめては
愚痴ばっかり 何で自分を見つめないのか
静かに考えてみるがええ 一体自分って何やろう
親のおかげ 先生のおかげ 世間様のおかげ
おかげのかたまりが 自分やないか
いくら長ごう生きても 幸せのど真ん中にいても
おかげが見えなきゃ 一生が不幸
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by hirokinim | 2006-11-02 21:50 | 随筆